施設ホームページが始まって以来、苦手な私はまったく更新ができずに半年以上が
過ぎてしまいました。
重い腰を上げ、この数か月を振り返り、今の思いを発信したいと思います!
だいぶ前の話になってしまいますが・・・
令和3年度から
「暮らす人も 支える人も ともに敬い ともに自分らしく そしてともに支えあう」という
施設理念のもとユニットケアという方向に舵を切り動き出しました。
初めは大きな方向は理解できるのですが、具体的に何をするべきなのかわからず
正解があるわけでもなく、動き出した中で何が必要なのか考えるのが大変でした。
まず、施設看護師さんができることとして
1人が2ユニット、20名の担当を受け持ち、ユニット職員とともに入居者さまのより身近に
寄り添えるようユニット担当制を始めました。
最初はみんな不安でユニットを訪問しても何をしたらよいのか、ユニット職員からしても
何をしてもらえばよいのか・・・などうまくかみ合わないことはありました。
1年たった今では出勤時には特に自分のユニットを気にかけ、その方の生活の場面で
自然と接することができる看護師が増えてきています。
また看護師といえば主に医療の目線で判断したくなることが多いのですが
<生活の場の医療>ということへのシフトチェンジを行っています。
例えば
皮膚トラブルの多い方や褥瘡のリスクの高い方に「治す」ことはもちろんですが、「繰り返さない」
ためにどうするかをユニット職員とともに生活の面から一緒に考えていく。
看取りの方の過ごし方や食事などについて
ご本人、ご家族様、ユニット職員など他職種とともに連携し、いかにその人らしく最期まで穏やかに過ごすことができるかを考えていく
など
小さな1歩ずつではありますが前に進んでいるように感じるこの頃です。
皆さんが心地よく過ごせるためにはなにが必要か考え
またご報告できるよう日々頑張ります!!