藤巻看護主任

久しぶりの投稿 2023.08.15

施設ホームページが始まって以来、苦手な私はまったく更新ができずに半年以上が

過ぎてしまいました。

重い腰を上げ、この数か月を振り返り、今の思いを発信したいと思います!

 

だいぶ前の話になってしまいますが・・・

令和3年度から

「暮らす人も 支える人も ともに敬い ともに自分らしく そしてともに支えあう」という

施設理念のもとユニットケアという方向に舵を切り動き出しました。

初めは大きな方向は理解できるのですが、具体的に何をするべきなのかわからず

正解があるわけでもなく、動き出した中で何が必要なのか考えるのが大変でした。

 

まず、施設看護師さんができることとして

 

1人が2ユニット、20名の担当を受け持ち、ユニット職員とともに入居者さまのより身近に

寄り添えるようユニット担当制を始めました。

最初はみんな不安でユニットを訪問しても何をしたらよいのか、ユニット職員からしても

何をしてもらえばよいのか・・・などうまくかみ合わないことはありました。

1年たった今では出勤時には特に自分のユニットを気にかけ、その方の生活の場面で

自然と接することができる看護師が増えてきています。

 

また看護師といえば主に医療の目線で判断したくなることが多いのですが

<生活の場の医療>ということへのシフトチェンジを行っています。

例えば

皮膚トラブルの多い方や褥瘡のリスクの高い方に「治す」ことはもちろんですが、「繰り返さない」

ためにどうするかをユニット職員とともに生活の面から一緒に考えていく。

 

看取りの方の過ごし方や食事などについて

ご本人、ご家族様、ユニット職員など他職種とともに連携し、いかにその人らしく最期まで穏やかに過ごすことができるかを考えていく

など

小さな1歩ずつではありますが前に進んでいるように感じるこの頃です。

 

皆さんが心地よく過ごせるためにはなにが必要か考え

またご報告できるよう日々頑張ります!!

本年を振り返って・・・ 12月31日

皆さんはどのような1年を過ごされましたか?

コロナに振り回されながらもそれぞれの生活の中で、どのように付き合っていけばよいのか・・・
施設の中で少しでも<日常>を壊さずに笑顔が増える<非日常>が叶えられるようにと常に考えた1年でした。

我慢あり、不安ありなかなか厳しい状況もありましたが
全員で乗り切れたのは入居者様、家族様のご理解、職員全員の協力があったからだと感じています。
本当にありがとうございました。

来年もまだまだ気は抜けない日々は続くと思いますが、
入居者様の穏やかな日常のため頑張りたいと思っています!!

皆さま体調にはくれぐれも気を付けて
新しい年をお迎えください。

自己紹介 看護主任


看護師の藤巻です。

超高齢化社会。
この中で、認知症を含め病気や家族様の状況など様々な問題があり、
自宅での生活が難しく、施設を選択して入居されます。

お一人、お一人にはそれまで過ごされてきた長いその方の人生、
ご家族様との関係などがあり
入居を機に新しい環境、自宅とは異なる生活に戸惑われることも少なくありません。

入居者様に
いかに最期まで自宅らしく過ごしていただけるか
入居者様を含めたご家族様にいかに安心して頂けるかを第一に、
他職種間の情報共有を行いながら
体調管理含め医療面からお手伝いをさせて頂いています。

コロナ禍、面会もままならず日々の変化を身近に感じる事が難しい状況の中、
少しでもご家族様に情報をお伝えし、
入居者様、ご家族様の意向に沿ったケアが提供できるよう日々頑張っていきたいと考えております。
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